オートキャド(AutoCAD)を使った在宅勤務を目指すのなら、まずは一緒に働いてスキルを示す必要がある。

それと、仕事のパートナーとしてどれくらい信用出来るかどうか、という部分も非常に重要になってきます。
とか、そんな内容の話をことを書いている私の在宅勤務経験は、正直言ってそれほど多くはありません。

なので、あまり偉そうなことは言えないんですけど、まあそれでも全然間違いって訳でもないと思ってます。
そうして信頼関係を築いていってこそ、離れた場所での仕事もスムーズに回っていくんです。

逆に、相手がどれほどオートキャド(AutoCAD)のスキルを持っているのか分からない場合、きっと仕事はスムーズにいかないはず。

信頼出来ない相手と離れた場所で仕事をした場合も、きっと似たような結果が待っていると思います。
これは、ほんの少しだけ想像力を働かせてみれば、何となく分かってくると思いますが、いかがでしょうか。

■相手の立場で考えてみる
例えばの話ですが、仮にどこかの会社でオートキャド(AutoCAD)を使った仕事を募集していたとします。

もちろん会社に通って仕事をすることが条件(当たり前過ぎて条件にもなっていませんが…)です。
でも、あなたは在宅勤務を希望しているとしたら、そういう話にどうやって持っていくでしょうか。

仕事の面接で自分のスキルをアピールし、「まじめな性格なので自宅でもきちんと仕事をします」と力説したとして…

それを相手が信じるかどうか、何となく想像出来るでしょうか。
オートキャド(AutoCAD)のスキルが高く、信用出来る相手だと思われる可能性はあるかどうか…

言われた側の立場で考えてみると、どんなことを考えますか?

まだ合ったばかりの人に「私は誰よりもオートキャド(AutoCAD)を使いこなせます」って言われて。
恐らく「どうやら信用出来そうなので、ぜひ自宅で仕事をお願いします」とはならないと思います。

少なくとも私ならそんな甘いことは言わない。
なぜなら、そんな特殊な事情の人に合わせるくらいなら、普通に通ってくる人に頼んだ方が良いと思うから。

■離れた場所で働くということ
同じ場所で働くことに比べて、一人だけ離れた場所で働くというのは、色々な意味でしんどいんですよね。

例えば…

こちらの思惑通りに仕事が進んでいるかの確認が出来ないとか、きちんと一定の時間仕事をしているかの確認が出来ないとか。

また、仕事の資料を送ったり、オートキャド(AutoCAD)のデータを送ったり送られたり。

そうした雑多な仕事って、実際にやってみると結構な時間を取られるので、なくて済むならその方が良いんです。

そんな面倒な労働条件を、こちらからお願いするならまだしも、いきなり面接に来た人が提案してくる。
問題外と言っても過言ではないですよね。

最終的に自宅で仕事をするのが希望であっても、やはりまずは通ってもらって実力を見てから、と言われるのがせいぜいです。

もしかしたら、最初からそんなわがままな事を言うタイプの人は面倒だと思われ、実力を見る機会も与えられないかも。

と言うことで…

最初からオートキャド(AutoCAD)を使って在宅勤務を狙うのは、かなり難しいことではないか。
私の考えでは、そういう結論になる訳です。