オートキャド(AutoCAD)側がデータバックアップの為、自動的に作成してくれるbakファイル。

dwgとは拡張子の違うbakファイルを、オートキャド(AutoCAD)でどうやって開けば良いのかちょっと悩むけど…

みたいな話を前回はしてみました。

まあ分かってしまえば単純な話で、実際に考えてみると、そういうやり方しかないことが分かるんじゃないかと思います。

ただ、そういうのはやり方が分かってから思うことで、実際にはもう少し親切な作り方をして欲しい…が正直なところ。

もう10年以上もこのやり方でbakファイルが作成されているので、今更根本的にやり方を変えるのは難しいかも知れませんけど。

■拡張子が表示されていない場合
ファイルの拡張子を変えるというのは、毎日仕事でパソコンを使っている私でも、それほど頻繁にやる作業ではありません。

もっと言うと「全然やらない作業」です。

拡張子の変更をしようとすると、windows側から「いいんですか?本当に?」と確認があることからもそれが分かります。

どちらかと言うと、ニュアンスとしては「変更しますが良いですか?」じゃなくて、「本当にそんなことをするんですか?」という感じだし。

だから…という訳なのかどうかは分かりませんが、dwgなどの登録されている拡張子は、最初から表示すらしない設定になっています。

bakは登録されている拡張子に入っていないから表示されると思いますが、dwgに変えた瞬間に拡張子は表示されなくなるはず。

これはオートキャド(AutoCAD)側の設定ではなくて、windows側の設定で、そのような表示が標準になっています。

なので、dwgも拡張子を表示させたい場合には、オートキャド(AutoCAD)ではない部分の設定を変更する必要があります。

オートキャド(AutoCAD)の設定とかを説明する、というこのサイトの趣旨からは少し外れそうですが…
そんなに大げさな設定でもないので、ここで拡張子を表示させるやり方を簡単に説明しておきます。

■windows7の場合
OSによって少しずつ設定画面が違っているので、いくつかのOSに分けて説明をします。
基本的には同じですけど、とりあえずwindows7から。

まずはデスクトップにある「コンピュータ」をクリックして、左上にあるメニューの中から「ツール」「フォルダオプション」と進んでいきます。

エクスプローラーの画面

そうすると「フォルダオプション」の画面が出てくるので「表示」タブをクリックします。

フォルダオプション

設定画面を下にスクロールしていくと「登録されている拡張子は表示しない」という項目があるので、チェックを外して「OK」をクリック。

これで設定は完了、dwgもちゃんと拡張子が表示されるようになります。

■XPの場合
こちらも画面が違うだけで、やり方は一緒。

「フォルダオプション」の「表示」タブ内にある「登録されている拡張子は表示しない」のチェックを外せば設定完了です。

一応画像も出しておきます。

フォルダオプション

■その他のOS
基本的なやり方は一緒だと記憶していますが、今ここで画面を出しながらの確認が出来ません。

実際に設定したことはあるので、恐らく同じ手順で問題ないはずですが、ちょっと断言することが出来ずにすみません。

拡張子関連のメンドクサイ話はこれで終わりで、次回はオートキャド(AutoCAD)が持っているもうひとつのデータ保護について説明します。