ちょっと話が変な方向に進んでしまいました。

オートキャド(AutoCAD)の新しいバージョンである2012の機能を紹介、というのをやるつもりだったのに。

気が付いたら「そもそもバージョンアップをするのが良いのか?」みたいな、ちょっと暑苦しい話になってます。

もちろんこういう「そもそも論」も必要なんですけど、私としてはもっと具体的な話をしていきたいですね。
ということで、こんな話は出来るだけ早く切り上げて、もっと具体的な機能の紹介をしていきたいと思います。

■最新バージョンを使い続ける方法
さて、今まで長いこと新しいバージョンのオートキャド(AutoCAD)を使うことについて書いてきました。

私は実際に最新バージョンを使うことに賛成の立場ですから、具体的にどうすれば良いかについても書いておこうと思います。

ということで、ここでは最新のオートキャド(AutoCAD)を使い続ける方法について、簡単に紹介だけをしておきます。

ここで紹介するサービスをお勧めするとか、高いからお勧めしないとか、そういう話ではありません。

ひとつの手段として、新しいバージョンを常に使いたいと思ったら、こういう選択肢もありますよ、という話です。

個人的にはこの方法がベストだと感じていますが、だからといって全員に無条件で紹介することはありません。

紹介だけはしますが、お金がかかる話ですので、どうするかはユーザーとしてじっくりと検討することをお勧めします。

■サブスクリプション
オートキャド(AutoCAD)を販売しているAutodesk社では「サブスクリプション」というサービスを提供しています。

これはどういう事なのかというと……

・年会費をAutodeskに支払う
・最新のバージョンを毎年送ってくれる
・サポートに質問をすることも出来る
・その他特典もあり

という感じのサービスになっています。
オートキャド(AutoCAD)の場合は、月額にすると1万円程度だったと思います。

年間10万前後。

バージョンアップ版を買うよりも安いので、このサービスはお得である、と考える人もいるでしょう。
しかしその一方で、年会費みたいな形での固定支出は避けたい、と考える人もきっといるはずです。

考え方は人それぞれ、というか会社それぞれ。

私はこれが適正なサービスだと感じたので、このサービスに申し込んで最新バージョンを使うようにしています。

地味に感じるかも知れませんが、サポートに質問出来るというのは、結構助かるものですよ。
Autodesk社にすれば、年会費を支払う顧客がたくさんいる、というのが最も有り難い状況です。

バージョンアップ版も販売していますが、それは購入されなければ意味がないものになりますから。
だからこうしたサービスを展開しているのは理解しています。

でも、ユーザーとしてメリットがある内容ならば、そんな思惑は関係なく、申し込む価値はあると思いますよ。