早く上達する為に必要なこと

オートキャド(AutoCAD)を使えます、という言葉には色々なレベルがある。



前回はそんな話をしましたが、まあこれは当たり前の話ですよね。



仕事でオートキャド(AutoCAD)を使っていない以上、仕事で求められるレベルに達していないのは仕方がないことだと思います。



今現在そのレベルに達していないからダメ、という極端な考え方をすると、経験者しか採用できないことになります。



そうなると、若くて「これからオートキャド(AutoCAD)を覚えて仕事をしたい」という方が入る余地がどこにもなくなることに。



若い方が入ってこない業界は衰退するしかなくなります。



もちろんベテランが活躍することに何か問題がある訳ではありませんが、長い目で見ればあまり良くない状況になるはずです。



もちろん企業はそんなことは百も承知なので、定期的に若い人材を確保しようとする訳です。



要するに、オートキャド(AutoCAD)のベテランが、あまり経験のない若い人と仕事をすることを避けることは出来ない、ということです。



オートキャド(AutoCAD)を使えます、という言葉には様々なレベルがある訳ですけど、未経験であればあまり大きな差はない訳です。



そこから一緒に仕事をしながら仕事としてやっていけるレベルに成長していく訳ですけど、その為に必要なことは何か。



今回はそのあたりについて考えてみることにしましょう。

使えるのレベルは様々

オートキャド(AutoCAD)を覚えて仕事の為のツールにするには、今どんなことが出来るのか。

まあ答えは割と単純で、オートキャド(AutoCAD)のスキルを仕事で使えるレベルまで引き上げる、というのが正解に近いと思います。

こうした答えは正論であり、大抵の正論がそうであるように、言うのは簡単で実行が難しいです。

だからこれを読んでいる方も、「書くだけなら簡単で良いよな」と思っているかも知れませんね。

確かに「オートキャド(AutoCAD)のスキルアップをしましょう」とか書くだけなら、本当に驚くほど簡単です。

実行するのにどれだけの労力がかかるのか。

それを知っていても「大変ですが、覚える価値のあるCADです」とか書けば、ある程度の説得力も出ますよね。

と、書くのは割と簡単で、実際に仕事レベルまで覚える為にはそれなりの努力が必要なオートキャド(AutoCAD)ですが……

ここでは、それをどれだけ効率よく覚えていけるか、というあたりにフォーカスして書いてみたいと思っています。

オートキャド(AutoCAD)の操作説明が、実はまだ全然終わっていませんけども。

オートキャド(AutoCAD)の操作方法も大事ですが、それ以前の「そこそも」的な話も大事。

そんな思いもあるので、ここではそのあたりの話を色々と考えてみましょう。

ビューポートコントロールを消す

前回はオートキャド(AutoCAD)2012の新機能である「ビューポートコントロール」を紹介してみました。

ビューポートコントロール機能を使うと具体的にどんな事ができるのか、という話もあわせて書きました。

ただ、ちょっと話が長くなってしまい途中で終わってしまったので、今回はその続きからです。

ビューポートコントロールとは

オートキャド(AutoCAD)2012の操作画面は、基本的に2011をそのまま継承しています。

新しい機能は色々と追加されていますが、画面上はそう大きな変化がないので、特に違和感を感じることはありません。

あまりにも画面の雰囲気が変わってしまうと、以前からのユーザーとしては戸惑ってしまいますよね。

だから表面上は同じというのは正直助かります。

そのままの状態で何年もずっと変わらないというのも、進歩がないみたいで困るんですけど。

と、ユーザーというのは要望ばかりで勝手なものです。

もちろんオートキャド(AutoCAD)2012も、全く前と同じという訳ではありません。

実際に操作をしてみると、「これは今までなかったな……と思うことも時にはある訳です。

今回はそんな少しの変化が見える、ビューポートコントロールを取り上げてみたいと思います。

オートコンプリートの設定項目2

前回はオートコンプリートの設定項目を具体的に説明していて、説明が長くなりすぎてしまい、途中で終わってしまいました。

今回も引き続きオートキャド(AutoCAD)2012の新機能、オートコンプリートの設定項目について説明をします。

残る項目は2つですから、今回で終わりになると思います。

オートコンプリートの設定項目1

前回はオートキャド(AutoCAD)2012の新機能「オートコンプリート」の設定方法とその項目を紹介しました。

ただ、設定項目を紹介しただけで話が終わってしまい、ちょっと中途半端な感じになってます。

まさか「項目名から察してください」で話を終える訳にもいかないので、ここではその項目がどんな意味を持つのかを説明していきます。

それぞれの項目の具体的な内容は、この先ずっと覚えておく必要があるような内容でもありません。

でも、少なくともオートコンプリートの設定をする際には「どの状態が便利なのか」を考える為に必要です。

ということで、それぞれの項目を簡単に紹介していきましょう。

オートコンプリートの設定

前回はオートキャド(AutoCAD)2012の新機能である「オートコンプリート」を紹介しました。

これは、キーボード入力をメインにしてオートキャド(AutoCAD)を操作する人にとっては、ちょっと嬉しい機能。

私もその中の一人です。

もちろん通常はコマンドエイリアスを使う訳ですから、オートコンプリート機能を毎回使う、ということではありません。

でも、実際にオートキャド(AutoCAD)を操作していて「お、これは助かる」と思うことが結構あります。

こういうちょっと新設な機能って良いですよね。

今回はそんなオートコンプリート機能を、もっと自分の好みに合わせて使いやすくする為の設定を紹介します。

オートコンプリート機能

オートキャド(AutoCAD)がバージョン2012になり、いくつかの機能が新しく追加されました。

ざっと新機能を調べてみて、そして少しの期間使ってみた限りは、なかなか便利な機能が追加されたようです。

便利な機能がたくさん追加されていると、新しバージョンを使っているメリットがあるなと感じますね。

ということで、別の話が長かったせいでかなり遅くなってしまいましたが、今回からようやく具体的な新機能についての説明に入ります。

新しい機能とは言っても、あまり使わなかったり、使ってみて便利ではないと感じた機能は紹介しません。

使わない機能については、毎日オートキャド(AutoCAD)を使っている私でも、それ以上は詳しくはなれません。

また、自分で便利だと思って使っている機能でなければ、ヘルプに書かれている以上のことは書けませんから。

そんな受け売りの解説に需要なんてないですから、ここでは私自身が使っている機能だけを紹介していきます。

偏っている可能性もありますが、偏っていない全般的な説明というのは、オートキャド(AutoCAD)のヘルプで間に合ってますよね。

サブスクリプションとは

ちょっと話が変な方向に進んでしまいました。

オートキャド(AutoCAD)の新しいバージョンである2012の機能を紹介、というのをやるつもりだったのに。

気が付いたら「そもそもバージョンアップをするのが良いのか?」みたいな、ちょっと暑苦しい話になってます。

もちろんこういう「そもそも論」も必要なんですけど、私としてはもっと具体的な話をしていきたいですね。

ということで、こんな話は出来るだけ早く切り上げて、もっと具体的な機能の紹介をしていきたいと思います。

図面を書く道具として…

前回は、オートキャド(AutoCAD)を使う技術者として、最新バージョンを使う意味、みたいな話をしてみました。

ずっと変わらずにオートキャド(AutoCAD)を使い続ける、というのもひとつの考え方ではあります。

その方が手に馴染みますから、操作スピードという面から考えれば、かなり安定すると思います。

でも、それにこだわりすぎるのはリスクがある、ということも頭に入れておくことをお勧めします。

何も「変化をすればそれでOK」という訳ではありませんが、試行錯誤をしていくことにはきっと意味があるはず。

試してみることが毎回上手く行くはずはありませんが、全部が無駄になるということもまたありませんから。

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