「2012解説編」の記事一覧

ビューポートコントロールを消す

前回はオートキャド(AutoCAD)2012の新機能である「ビューポートコントロール」を紹介してみました。

ビューポートコントロール機能を使うと具体的にどんな事ができるのか、という話もあわせて書きました。

ただ、ちょっと話が長くなってしまい途中で終わってしまったので、今回はその続きからです。

ビューポートコントロールとは

オートキャド(AutoCAD)2012の操作画面は、基本的に2011をそのまま継承しています。

新しい機能は色々と追加されていますが、画面上はそう大きな変化がないので、特に違和感を感じることはありません。

あまりにも画面の雰囲気が変わってしまうと、以前からのユーザーとしては戸惑ってしまいますよね。

だから表面上は同じというのは正直助かります。

そのままの状態で何年もずっと変わらないというのも、進歩がないみたいで困るんですけど。

と、ユーザーというのは要望ばかりで勝手なものです。

もちろんオートキャド(AutoCAD)2012も、全く前と同じという訳ではありません。

実際に操作をしてみると、「これは今までなかったな……と思うことも時にはある訳です。

今回はそんな少しの変化が見える、ビューポートコントロールを取り上げてみたいと思います。

オートコンプリートの設定項目2

前回はオートコンプリートの設定項目を具体的に説明していて、説明が長くなりすぎてしまい、途中で終わってしまいました。

今回も引き続きオートキャド(AutoCAD)2012の新機能、オートコンプリートの設定項目について説明をします。

残る項目は2つですから、今回で終わりになると思います。

オートコンプリートの設定項目1

前回はオートキャド(AutoCAD)2012の新機能「オートコンプリート」の設定方法とその項目を紹介しました。

ただ、設定項目を紹介しただけで話が終わってしまい、ちょっと中途半端な感じになってます。

まさか「項目名から察してください」で話を終える訳にもいかないので、ここではその項目がどんな意味を持つのかを説明していきます。

それぞれの項目の具体的な内容は、この先ずっと覚えておく必要があるような内容でもありません。

でも、少なくともオートコンプリートの設定をする際には「どの状態が便利なのか」を考える為に必要です。

ということで、それぞれの項目を簡単に紹介していきましょう。

オートコンプリートの設定

前回はオートキャド(AutoCAD)2012の新機能である「オートコンプリート」を紹介しました。

これは、キーボード入力をメインにしてオートキャド(AutoCAD)を操作する人にとっては、ちょっと嬉しい機能。

私もその中の一人です。

もちろん通常はコマンドエイリアスを使う訳ですから、オートコンプリート機能を毎回使う、ということではありません。

でも、実際にオートキャド(AutoCAD)を操作していて「お、これは助かる」と思うことが結構あります。

こういうちょっと新設な機能って良いですよね。

今回はそんなオートコンプリート機能を、もっと自分の好みに合わせて使いやすくする為の設定を紹介します。

オートコンプリート機能

オートキャド(AutoCAD)がバージョン2012になり、いくつかの機能が新しく追加されました。

ざっと新機能を調べてみて、そして少しの期間使ってみた限りは、なかなか便利な機能が追加されたようです。

便利な機能がたくさん追加されていると、新しバージョンを使っているメリットがあるなと感じますね。

ということで、別の話が長かったせいでかなり遅くなってしまいましたが、今回からようやく具体的な新機能についての説明に入ります。

新しい機能とは言っても、あまり使わなかったり、使ってみて便利ではないと感じた機能は紹介しません。

使わない機能については、毎日オートキャド(AutoCAD)を使っている私でも、それ以上は詳しくはなれません。

また、自分で便利だと思って使っている機能でなければ、ヘルプに書かれている以上のことは書けませんから。

そんな受け売りの解説に需要なんてないですから、ここでは私自身が使っている機能だけを紹介していきます。

偏っている可能性もありますが、偏っていない全般的な説明というのは、オートキャド(AutoCAD)のヘルプで間に合ってますよね。

サブスクリプションとは

ちょっと話が変な方向に進んでしまいました。

オートキャド(AutoCAD)の新しいバージョンである2012の機能を紹介、というのをやるつもりだったのに。

気が付いたら「そもそもバージョンアップをするのが良いのか?」みたいな、ちょっと暑苦しい話になってます。

もちろんこういう「そもそも論」も必要なんですけど、私としてはもっと具体的な話をしていきたいですね。

ということで、こんな話は出来るだけ早く切り上げて、もっと具体的な機能の紹介をしていきたいと思います。

図面を書く道具として…

前回は、オートキャド(AutoCAD)を使う技術者として、最新バージョンを使う意味、みたいな話をしてみました。

ずっと変わらずにオートキャド(AutoCAD)を使い続ける、というのもひとつの考え方ではあります。

その方が手に馴染みますから、操作スピードという面から考えれば、かなり安定すると思います。

でも、それにこだわりすぎるのはリスクがある、ということも頭に入れておくことをお勧めします。

何も「変化をすればそれでOK」という訳ではありませんが、試行錯誤をしていくことにはきっと意味があるはず。

試してみることが毎回上手く行くはずはありませんが、全部が無駄になるということもまたありませんから。

変化をしないという意味

前回はオートキャド(AutoCAD)のバージョンアップについて、私の実体験を少し書いてみました。

意地を張ってしばらく2000iを使っていましたが、それは結局、効率だけを考えるとあまり効果はありませんでした。

というか、むしろ古いバージョンに固執して、新しい機能に触れる機会がなかった分だけ、マイナスだったと思います。

これは私の反省すべきところで、今はそういう固い考えにならないように気を付けています。

バージョンアップをする際には「負けたような気分」でしたが、それでもバージョンアップをしたのは正解だったと今は思ってます。

その経験から、今ではほぼ毎年新しいバージョンにアップをしている、という方針になったんです。

お金はかかりますが、それで得られるものも多いですよ。

私の場合はどうだったのか

オートキャド(AutoCAD)の機能は、バージョンを上げて行くにつれて少しずつ増えている。

そしてあまり使われないコマンドは削除されたりした結果として、少しずつ便利になっている。

まあオートキャド(AutoCAD)は商品ですから、少しずつ改良をしていかないとお客さんは納得しませんよね。

ということで、前回はいくつかの例を挙げて、昔のバージョンからどの程度変わってきたかを説明してみました。

この変化を「大して変わっていない」と思うのか、「かなり大きく変わっている」と思うのか。

これはオートキャド(AutoCAD)ユーザーによって、それぞれ受け止め方は違ってくるはずです。

でも、比較をしてみてよく分かったと思いますが、変化していることだけは確実ですよね。

オートキャド(AutoCAD)のプロならば、その変化を知らないというのはやはり良いことではないと思います。

使うかどうかは別の話としても、アンテナを張って情報収集だけはしておきたいところです。

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