このカテゴリではオートキャド(AutoCAD)2011を使うことを前提にして話をしていきます。
もちろん2011だけをピンポイントで説明している訳ではなくて、その付近のバージョンであれば、多分違和感なく読んでいけると思います。
ただ、2007付近のバージョンを使いながら読むと「???」という感じになることが多いかも知れません。
2000とかだとさらに意味不明かも。
と、読んでくれる方が時間を無駄にしないように、先に対象のバージョンを書いておきました。
オートキャド(AutoCAD)2011をインストールした状態から、実際に仕事で使うまでにやっておきたい設定。
このカテゴリのテーマはこれです。
出来ればオートキャド(AutoCAD)2012でも活用出来ればいいんですけどね。
■操作の手段は色々あって
オートキャド(AutoCAD)2011を実際に仕事で使う為に、最初にやっておきたい設定。
これからそのあたりの話をしていく訳ですが…
私のやり方が他のどんな作業よりも効率が良いから、書いてあることを100%信じて設定してください。
なんてことは言いません。
これは当たり前すぎる話ですから、今さら改めて書くことでもないんですけどね。
オートキャド(AutoCAD)の操作方法は色々なやり方があって、自分に合ったやり方をするのがベストなんです。
その中で、私の意見が少しでも操作の改善に参考になれば、という感じで書いています。
なので、読む側もそんな感じで読んで頂ければと思ってます。
■操作の選択肢を拡げておく
プロ野球選手を見てみると、バッターであれば打席に立つときの構えは様々だし、ピッチャーならピッチングのフォームは色々です。
マニュアル通りの決まり切ったやり方が、どんな人にとってもベストの方法だという訳ではない。
プロ野球選手の様々な打撃フォームを見ると、それが正しいことだという気がしてきませんか?
無理がある持って行き方かも知れませんが、これはオートキャド(AutoCAD)の操作でも同じだと思います。
もちろん、少なくとも私は自分のやり方が今のところのベターだという考えを持っています。
だからこそこうして情報を発信している訳ですが…
だからと言って、他の手段を全部否定するほど偏った考えを持っている訳ではありません。
オートキャド(AutoCAD)を操作するやり方は色々あって、私がおすすめするやり方以外でも、便利な手法はきっとあるはず。
なので、私がこのサイトで書く内容と、それにはどんな意図があるのかを自分の知識にしてもらえればと思ってます。
そうして操作の選択肢を拡げていくことが、オートキャド(AutoCAD)の技術者としては何よりも大事です。
深い知識によって作られた広い選択肢のの中から、自分がベストだと思う組み合わせを選んでいく。
それが出来れば、きっとオートキャド(AutoCAD)を操作する本人にとってのベストが自然と出来上がるんじゃないかと思います。
ベストは人によって少しずつ違ってくるでしょうけど、私の意見が少しでもオートキャド(AutoCAD)のスキルアップに役立てば嬉しいです。