オートキャド(AutoCAD)2011を使いこなす為の「準備編」ということで…
このカテゴリでは、実際のオートキャド(AutoCAD)の操作とか設定とか、そういう話よりも前に考えておくべきこと。
そのあたりの話をしていこうと思います。
具体的に言うと、オートキャド(AutoCAD)を実際に動かす為に必要な環境とかですね。
パソコンとかマウスとかディスプレイとか、そういう作業環境についての話を、思うがままにしていこうかと。
大抵の方は会社で仕事をすることになるので、実際に「パソコンのスペックはこれが良いです」と書いても難しいですけど。
会社だと、個人が使うパソコンを買い換えることなんて、そうそう出来ることではないですからね。
そういう意味では、あまり即効性のない話ばかりかも知れませんが、いつの日か役に立つ場合もあると思います。
いつか役に立つかも知れない、という程度の話ですが、興味のある方は読んでみてくださいね。
■パソコンのスペック
オートキャド(AutoCAD)というのは、パソコンにインストールして使うソフトのひとつです。
ワープロとかと一緒で、まずはパソコンを使える環境があって、そこにソフトを追加することによって使用可能になるんです。
だから、そのベースとなるパソコンの性能というのは、意外かも知れませんが結構重要なものなんですよね。
オートキャド(AutoCAD)を動かす為に必要なスペックは、メーカーのサイトを調べればすぐに分かります。
でも、要求されているスペックをギリギリで満たしている、というような状態では、やっぱり動きが良くないです。
それならば…
求められているスペックよりも、はるかに高い性能を持っているパソコンを使えば良い、ということになります。
もちろんこれは当たり前の話ですが、パソコンのスペックは高ければ高いほどオートキャド(AutoCAD)はスムーズに動きますから。
ただし、やっぱりそういうのにも限界はあります。
パソコンのスペックは、高くなればなるほど、当然値段も高くなっていく傾向にあります。
そして、それが高いレベルになっていくにつれて、値段の上がり具合も大きくなっていくんです。
■バランスが大事
オートキャド(AutoCAD)を使って図面を書くと言っても、最高峰の性能をもつパソコンが必要な訳ではありません。
3Dで図面を書くなら別ですが、基本的には「並よりも少し高い性能」とか「そこそこの性能」とか、そういう感覚のパソコンで充分です。
あまり安いパソコンを買って、その性能が低くて使いにくいということになるのは避けたいところです。
かといって、絶対に最高峰のスペックが必要だと思いこんで、普通のスペックの5倍くらいの値段がするパソコンを買う。
これも非常に勿体ない話なので、絶対にやめておいた方が良いです。
結局のところは、「中の上」くらいを狙って、まずまずの価格でそこそこのスペックを持っているパソコンを買う。
とにかく値段と性能のバランスが大事。
漠然とした表現が続きますが、そんな程度で充分にオートキャド(AutoCAD)は力を発揮してくれるはずです。
パソコンに詳しくなくても大丈夫で、会社であれば一人はそういうのに詳しい人がいるはず。
大きな会社であれば、それ専門の部署があったり、専門に一人社員がいたりするので、その辺はプロに任せて大丈夫です。
ただ、オートキャド(AutoCAD)を実際に使う側としても、ある程度はそういう知識を持っておいても良いと思います。