在宅勤務という形で働く為に、実際に出来そうなやり方を考えてみると、かなり大変な道のりだということが分かります。
まずは圧倒的な(言い過ぎか…)スキルを身につけて、それと同時に会社との信頼関係を構築していく。
そのまま普通に働いた方が楽なんじゃないか。
何だかそんなことを考えちゃうほど、その手順はメンドクサイというか先が長いというか。
でも多分、いや、きっと…
そうして全力で働いているうちに、ふとしかきっかけでこう考えてしまう瞬間があると思います。
そう言えば、一体何の為に在宅勤務を目指していたんだっけ…と。
■発言力を大きくした後で
オートキャド(AutoCAD)のスキルを磨き、信頼関係を高めていくことに成功したら、もうゴールは近いです。
在宅勤務というゴールが正解かどうかは別にして、目指しているものまであと少しですね。
そこまで全力で働いていれば、きっと会社の中であなたの存在は貴重なものになっているはず。
もしそれでも正当な評価を受けていないのなら、それは会社の組織に問題があるか、あるいはまだ力が足りていないかのどちらかです。
後者の可能性が高いような気もしますが、もし組織に問題があるのなら、きっとその組織は長続きしません。
サッと見切りをつけるのも考え方のひとつです。
会社の中で貴重な存在にになっていれば、きっとあなたの発言力もそれなりに大きくなっているはずです。
そうして会社の「計算」に入る存在になった後で、それでも在宅勤務をしたいのであれば、その旨を会社に伝えましょう。
もちろんそれだけ働いていれば、それに対して会社が何と答えるか、ある程度は予想出来ているはずです。
それなりの勝算があるのなら、試してみる価値はあると思います。
あなたがオートキャド(AutoCAD)のスキル的に、仕事で貴重な戦力になっているのなら…
そして、会社があなたに対して信頼感を持っているのなら。
在宅勤務に切り替えることを非常に残念がりながらも、そうした方向に向かって動いてくれることでしょう。
これでひとまず目的は達成、と言うことになります。
ただ、それにしても時間がかかる話ですから、あんまり読んで頂いている方の役には立ちそうもありませんね。
■理由を明確にしておく
また、会社に対して在宅勤務をお願いする場合、少しでも相手が納得するような理由を用意しておくべきだと思います。
親の面倒を見る必要があるからとか、少しでも子供と一緒の時間を過ごしたいとか、そういう理由を。
その理由は人によって様々だとは思いますが、少なくとも「毎日電車で通うのが面倒だから」というような理由じゃない何かです。
それが揃えば、きっと会社は色々と考えてみてくれるはず。
下準備にかける時間が非常に長いですけど、本気で在宅勤務を目指すのであれば、それくらいの手間は必要だと思います。
そしてもし、そこまでの状況を作ったにも関わらず、会社の回答が「NG」であった場合…
そんな時には諦めも肝心です。
そこまで持っていってもNGであるのなら、恐らくこの先どんな状況になってもOKは出ませんから。
そのあたりの感触は、きっと仕事をしていくうちに見えてくるものですから、そうした観察眼を持っておくことも必要です。