前回はキーボードの方式について少しだけ書いてみましたが、思ったよりも長くなってしまいました。
簡潔に説明をするというのは、文章力を求められるというか…なかなか難しいですね。

私の文章力で説明を簡潔にすると、多分必要な情報が何もなくなってしまいそうな気がします。
全然説明してる意味がない、という感じに。

なので、ちょっと説明が長いと感じても「まあしょうがないな…」と思って頂けると助かります。

と言うことで、まだメンブレン方式のキーボードしか紹介していないので、今回は他の方式について書いてみます。

■メカニカル方式
今回紹介するのはメカニカル方式のキーボードについてで、価格的にはメンブレン方式より高くて7000円~10000円程度です。

キーボードにその値段を出すかどうかは、前回も書きましたが個人の好みと価値観の問題ですが、まあ高いですよね。

ただ、ここで個人的な好みを書かせてもらうと、私はこのメカニカル方式のキーボードが好きなんですよね。
何というか「キーを押してる」という感じが良いです。

押すと「カチカチカチ…」という小気味の良い音がして、独特の軽いキータッチを持っている。

これがメカニカル方式の大きな特徴ですが、先ほども書いたようにメンブレンスイッチに比べると高いのがネックです。

寿命は一般的にメンブレン方式の4倍程度あると言われていますので、それを考えると割安なのかも知れませんが…

その数値通りの寿命になるかは誰も分からないので、場合によっては激しく損をした気になる場合もあるかも知れません。

でも、キータッチはメンブレン方式と全然違うので、ぜひ一度試してみて欲しいタイプのキーボードです。

■静電容量無接点方式
最後はちょっと聞き慣れない静電容量無接点方式について。
これはメカニカル方式よりさらに高く、20000円程度の価格帯が一般的になっています。

もちろん最大のネックはその価格。
キーボードに対してそこまでお金をかけるかどうか、というのは当然人それぞれですが…

まあそんなにキーボードにこだわる人は、恐らくそれほど多くはないんじゃないかと思います。
詳しい仕組みについては省略しますが、機械的な接点がない方式であるのが大きな特徴です。

その方式の為、非常に高い耐久性を持っていて、なおかつ軽いキータッチを実現しています。
あまり聞いたことがないメーカーかも知れませんが、東プレがこの方式のキーボードでは有名です。

ちなみに私が使っているキーボードは上記のタイプです。
もう生産終了になっているんですね…

確かに高いですけど、ずっしりとした重みのあるキーボードで、この軽いキータッチに慣れると別のキーボードが使えません。

…というのは言い過ぎで、オートキャド(AutoCAD)を使うだけならこんなに良いキーボードは必要ありません。

私の場合はこうして文章を入力する事が多いので、それならば多少高くても良いだろうと思っただけです。
お勧めする訳ではないので、あくまでも参考程度に見てもらえればと思います。