オートキャド(AutoCAD)を使って在宅勤務をする場合、どんな欠点があるのか。
前回はそんなことを考えてみました。

技術水準を高いレベルで維持すること、そして実はライバルがたくさん存在するという意識を持つこと。
…が意外にも難しい、というのが在宅勤務の大きな特徴ですよ、という感じの話でした。

在宅勤務というのは、やはり今のところ日本では(と言っても世界でどうなのかは調べてませんが…)一般的じゃないですよね。

それを長いことやり続けるというのは、かなり特殊な能力が必要とされるんじゃないか。
そんなことを考えています。

私は現在在宅勤務という形態で仕事をしていませんので、まあ当事者としての意見ではないですけど。

それでも在宅でやっていた時期もあって、もちろん全部を書くことは出来ないですけど、思うところは色々あります。

そう言えば…
今までそんな話を色々としてきた割には、どんな手段で在宅勤務になるのかを書いていませんでした。

今回はそのあたりについて軽く触れてみましょう。

■在宅勤務までの道のり
オートキャド(AutoCAD)を使って在宅勤務をするには、どんな手段を用いれば良いのか。
需要はあるのか、それともないのか、安定はしているのか。

実際にオートキャド(AutoCAD)を使って働く側にしてみれば、色々と気になる点はたくさんあるはずです。

出来れば在宅で仕事をしたいと思っている私も、やっぱりそのあたりが気になります。
もちろん私が仕事を発注する訳でもないので、そのあたりの話を私が断言することは出来ませんが。

ただ、どんな手段で在宅勤務という働き方を手に入れるのかは、あまり選択肢が多くはないと思ってます。
一番「まっとう」なやり方は、一定の期間で構わないので、その会社で働いて実績を作ること。

そしてその後、在宅で仕事をまわしてもらうパターンに移行する。
正直なところ、このやり方以外で在宅勤務を手に入れるのは、かなり難しいんじゃないかと感じます。

このやり方の大きなメリットは、以下のような部分です。

・その人のスキルを会社も理解している
・信頼関係が(ある程度)構築されている

同じ場所で作業をしない、という在宅勤務は、やはり仕事としてはかなり特殊な状況だと今は認識されています。

なので、お互いの信頼関係が重要になってくるんですね。

誰だか分からない人が離れた場所で仕事を進めている、というような状況で、何の心配もなく相手に仕事を任せられるか。

少なくとも私の答えは「NO」です。

だから少なくともどんな人なのか、オートキャド(AutoCAD)のスキルをどの程度持っているのか。
それくらいの情報はこちらで押さえておきたいと考えるのは、ごく自然な成り行きではないでしょうか。

そんな信頼関係を構築し、なおかつ自分がどれくらいオートキャド(AutoCAD)を動かせるか。
それを示すには、やっぱり一緒に働いて見せるのが一番です。

というかそれ以前の話として、一緒に働くこと以外で自分のスキルを相手に示すことは出来ないんじゃないかと思います。