さて…
このカテゴリでは、バージョンがいくつかなどを問わず、オートキャド(AutoCAD)を実際どうやって使うかについて考えてみます。
実際に使ったことがある人なら分かると思いますが、オートキャド(AutoCAD)はバージョンによってかなり雰囲気が違います。
新しい機能があったり、操作画面がガラッと変わっていたりして、初めて使うバージョンは勝手が掴めなかったりすることも。
だからこそ、このサイトではオートキャド(AutoCAD)2011をメインにして話をしようと思っている訳です。
ただし。
バージョンによって変わっていく部分があるのと同じくらい、ずっと変わらない部分もあるんです。
そうした基本的な操作スタイルについて、どういうやり方が便利なのか、効率が良いのかなどを考えていきます。
そうして考えた末に、どんなスタイルでオートキャド(AutoCAD)を使うのが良いのか。
ぼんやり考えているだけではまとまらないので、ここではしっかりと考え方のまとめもやってみます。
■基本的な操作の重要性
どうすればもっとオートキャド(AutoCAD)の操作をスムーズにやっていくことが出来るのか。
これって、とてもシンプルで基本的な話ですけど、だからこそ余計に重要なことではないでしょうか。
私は仕事でオートキャド(AutoCAD)を使うことが多くて、まあベテランと言われてもおかしくない経験を積んでいます。
経験を積んでいればそれで良い訳でもないんですけど、まあ未経験の人よりは早く操作することが出来ます。
それでも、毎日仕事でオートキャド(AutoCAD)を使いながら「もっと早く操作出来ないか」を考えています。
他の人がどうなのかは分かりませんが、私は少しでも効率の良い操作を目指し続けています。
プロはその行為によって報酬を得ている訳ですから、それを専門の仕事にしていない人よりも、圧倒的に高いスキルを持っているべき。
私はそんな考えを持っています。
だから、オートキャド(AutoCAD)を効率よく操作する為には、どんな手段がベストなのか?
そんな疑問を深く深く考えていくことも、プロとして必要なことではないかと考えています。
■今の自分がベストなのか?
ある程度オートキャド(AutoCAD)の操作に慣れてくると、今までの経験から積み重ねてきた今のスタイルを無意識に守ろうとします。
それはごく自然な人間の心理で、決して悪いことではないのですが、そうなるとそこから進歩するのが難しくなります。
今のスタイルに固執すれば、当然そういう状態になりますよね。
でも、今現在の自分が完璧でベストな操作をしている訳じゃない、という事実をしっかりと頭に入れておきたいところ。
オートキャド(AutoCAD)を覚え始めた当初に比べれば、やはり進歩はなだらかになっています。
でも進歩が止まっている訳ではありません。
ある程度の経験を積んできたとしても、そこからさらに効率の良いやり方を見つけて進歩することは出来ます。
私もいまだに人のやり方に影響をされて、自分の操作方法を改善することが結構あります。
これは、私だけではなく誰にでも当てはまることなので、このカテゴリは経験者の方にも是非読んで欲しいと思ってます。
もしオートキャド(AutoCAD)の操作方法で、既に完成されたやり方を身につけている人がいたら…
その人にとって、このサイトに書かれた内容は全然意味がない話ということになるでしょう。
でもそんな完成されたスキルを持っている人などいませんから、結局は全員に読んで欲しいということに。
ちょっと欲張りかも知れませんが、そんなことを考えています。